クリスマスの準備だった
先日,当ブログで「立木の剪定」という話を書きました。
が,今朝もその木の前を通りかかると,先日のとなりの木で,やはり同じようにクレーンで持ち上げられた台に乗った人が何やら作業をしておりました。
「今日はこっちの木の剪定か」とおもいながら見ていると,その作業員の手には,ハサミではなく,黒いケーブルがにぎられています。「あれ? あれは何をしているんだ?」とおもってよく見てみると,木にケーブルを引っ掛けています。
わかりました。これは,クリスマスに向けての電飾ですね。そういえば,昨年の年末にもこの木はキラキラと輝いておりました。
そうかー,もう世の中はクリスマスなんだ〜,というわけでした。
煮干しの解剖をしました
本日,
仮説社の売り場に,親子3人連れのお客様がいらっしゃいました。子どもは小学校4年と幼稚園生の姉弟です。
お話を聞いてみると,4年生のおねえちゃんの自由研究のネタを探しているようでした。
そこで,「煮干しの解剖」をおすすめして,「お時間があるのでしたら,ここで解剖を教えてあげますよ」といいますと,「お願いします!」とのことだったので,売り場の一角で,煮干しの解剖教室の開講です。
3人並んでいただいて,大きい煮干しをお渡しして,煮干の解説から,カタクチイワシの体の外観,そして,頭の中身,胴体の中身と,つぎつぎと解剖していきました。
目玉(水晶体),脳,エラとサイハ,耳石,そして心臓,肝臓,胃,精巣か卵巣などを取り出しては,台紙にボンドで貼り付けていきます。最後に背骨と筋肉をていねいに取り出して貼り付けて,完成です。
親子とも,興味津々で取り組んでくださいました。
お姉ちゃんの感想です。
「ほかの魚でもやってみたいです。人間にあるものが魚にもあって,人間のそせんが魚だということがわかった」
この,解剖して魚の体のつくりを調べるのは,小学6年の教科書に載っていることですし,進化の話は中学2年の教科書に載っている事柄です。
ですから,4年生の子どもにはちょっと難しいかなと思いましたが,ちゃんと分かってくれたのではないかなと思います。このお姉ちゃんが中学生になって進化の話を学んだときに,今日の解剖のことを思い出してくれるといいなと思います。
煮干しの解剖教室
もうすぐ夏も終わりますね。
わたしは、この夏の間の週末は、「煮干しの解剖教室」を、首都圏の書店で実施してきました。
この、『煮干しの解剖教室』の宣伝のためです。
書店の店頭に机を並べて、そこに小学生の子どもとその親を数組集めて、煮干しを解剖するのです。
30分位かけて煮干しを解剖して、見つけ出した内蔵、心臓や胃や肝臓などを台紙に貼っていきます。その台紙を完成させると、そのまま自由研究として提出することができます。
これを、1日に3回ほど実施します。
もちろん、本の宣伝のためにするのですが、なかなかその場で本を買ってくれる方はそうはいません。でも、煮干しの解剖を体験してもらうことで、いつかまたどこかで『煮干しの解剖教室』に出会った時に買ってくださればいいと考えています。
これは何?
この白いまんまるな球体は,何だと思いますか?
答は,『煮干しの解剖教室』という本にあります。
これは,「煮干しの目玉」です。きれいなまん丸い水晶体が出てきます。
煮干しの頭の部分って,出汁をとるときにはじゃまもの扱いだと思いますが,ご自宅に煮干しがありましたら,目玉を取り出してみませんか。
煮干し
煮干しはね カタクチイワシ なんですよ
煮干しの解剖
煮干しです。
「煮干し」といえば,味噌汁の出汁をとる素材です。
が,仮説社ではこんな本を刊行しています。『煮干しの解剖教室』です。
煮干しって,解剖できるのです。
目玉はもちろん,脳や心臓や胃など,ちゃんと取り出してみることができます。
魚は,人間などの哺乳類とくらべると,手や足はないのですが,内蔵は,エラなどをのぞけば,驚くほど共通しています。
やっぱり先祖は同じだったんでしょうね。
そんなことを考えさせられます。
大きめの煮干しさえあれば,あとは指でボリボリと割いていくだけでできてしまいます。煮干しの解剖,ぜひ体験してみてください。楽しいですよ。
【メール便可】「煮干しの解剖」用台紙10枚セット【手順写真付き】
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