教育は授業が主体
今日,Yahoo!ニュースを見ていたら,こんなニュースがありました。
「部活顧問はブラック」署名運動までする教師たちの切実
たしかに,わたしがお付き合いのある先生方からも,日曜日に,「今日は,顧問をしているクラブの試合があるから引率に行かないといけない」というようなお話をよく耳にします。そうか,中学の先生はたいへんだなあ,とそれを聞いた時は思ったものですが,この記事を読んでみると,何部の顧問をしているかにもよるのでしょうが,どうやらわたしの想像よりもかなり大変らしいです。
こんなに部活の指導がたいへんな先生方は,日々の授業の準備を一体いつやれるのだろうかと,心配になってしまいます。
なんといっても,子どもたちが学校でいちばん長い時間を過ごすのは,授業なのですから,先生には授業で勝負をして欲しいと思います。
そのためには,その準備をするだけの時間と余裕が先生方にはなくてはならないと思います。しかしながら,「学校ではなによりも授業が大事である」という認識が,管理職をはじめとする教育者のあいだの共通認識となってはいないような気がします。
子どもたちに「学校,今日も楽しかった!」と感じてもらえるためには,なんといっても,いちばん長い時間を過ごす授業をたのしいものにしなければ始まらないのではないでしょうか。
まずは,希望しない先生に無理やり部活の顧問を強制することは早くなくして欲しいと,わたしは思います。