たのしい授業と仮説実験授業と

仮説社のこと、仮説実験授業のこと、たのしい授業のこと、出版のことなど。

仮説社史上最大の祭

仮説社は2016年2月に,社長が交代しました。
その時に,どうせならその発表を楽しくやろうということで、「仮説社史上最大の祭」を開催して、そこで発表しました。
定員の80名を越える参加申し込みがあり、「祭」ですから、基本的にはパーティで、落語あり手品ありの賑やかな会になりました。たくさんの方々に来ていただいて、ほんとに嬉しかったです。
 
最近は通勤電車の中を見渡しても,新聞を読んでいる人はほぼゼロ,雑誌や本を読んでいる人は2〜3人。殆どの人はケータイかスマホを見ています。かくいう僕自身もその一人です。メールやメッセージを読んでいたりするわけです。
なかにはスマホで電子本を読んでいる人もいると思いますが,インターネットを通じて得る,いろんな情報やものづくりや授業のネタはみな無料で手に入ります。これでは,お金を払って本を買おうという人が減るわけです。
 
こういう時代のなかで,仮説社はかろうじてまだ生き延びています。これはやはり,「仮説社史上最大の祭」に馳せ参じてくださるような方々のおかげであると思っています。仮説社は,仮説社の本を熱心に応援してくださっている読者とともに歩んできている出版社だなと,つくづく思ったことでした。
今後とも,『たのしい授業』をはじめとする,「仮説実験授業」と「たのしい授業」で,教育を根本から変えていきたいと願っている人びととともに歩み続けます。
みなさまよろしくお願いいたします。