めだか
仮説社にはメダカが一匹います。
仮説社で発行している本,
『水中の小さないきものけんさくブック』に,ミジンコが載っています。
そこで,ミジンコを取りにある池に行った社員が,ミジンコと一緒に網にすくわれたメダカを持って帰ってきたのです。実は2匹連れ帰ったのですが,1匹は死んでしまいました。が,残った1匹は元気に泳ぎまわっています。毎日,出社するとまずメダカを見に行ってます。長く生きていてくれよ。
「科学教育の仮説社」のある街・巣鴨においでください
市営の図書館,ではなく,「書店」
『東京新聞』(2016年12月9日,朝刊)に,
青森県八戸市で4日、市営書店「八戸ブックセンター」がオープンした,という記事が載っていました。
「地元の小さな書店では入手しにくい,売れ筋ではないが、知的好奇心を刺激するような良書」を揃えたとのことです。また,本だけでなく,コーヒーやアルコールも販売しているとのこと。
どんな本が並んでいるのかはわかりませんが,たぶんいわゆる専門書が並んでいるとおもわれます。仮説社ももちろん専門書出版社です。このような書店ができることはたいへんうれしいです。歓迎します。
ひとつ興味深いのは,「本だけでなく,コーヒーやアルコールも販売している」という点です。これはいいですね。全国で書店がどんどん潰れている今,書店の生き残り策のひとつとして,「本以外のものも売る」という方法が有効なのではないかとおもうからです。
いまでも,文房具を書店の一隅で売っている店はけっこうあるとおもいます。また,書店の一部を喫茶店のようにしている店もあります。が,本とコーヒーやアルコールをほとんど同等にあつかっている店はまだまだそんなにないのではないでしょうか。これからは,本もおいてある雑貨屋さんのようなお店が増えてくるのではないでしょうか。もっとも,雑誌や本と,それ以外の雑貨は,仕入のルートがちがったり,あつかいの方法もちがったりするので,経営者はたいへんになるとおもいます。それにどう対処するかという課題はあるとおもいます。
ひとびとが本に接することのできる空間がなくならないようにするにはどうしたらいいのか。まだまだ最善の解決策は見つかっていないとおもいます。
『たのしい授業』2016年12月号の目次
『たのしい授業』2016年12月号が発売になりました。
目次を紹介します。
『たのしい授業』2016年12月号(No.457)ここから世界へ◇◇◇
■:題名
◎:副題
▽:説明文
字下げ:短編
★:連載,常設記事の副題
表紙絵/いぐちちほ,カット/TAKORASU,かえる社
■受験生を励ます 年賀状(山路敏英)
■NASAでプラトンボと仮説実験授業の紹介をしてきました(
智彦)
▽「宇宙を教育に利用するワークショップ」で授業プラン〈くるく
る回って空を飛ぶ〉の研究発表をすることに。たとえ国が違って
も,たのしい授業は世界共通だと確信。
■たのしい思い出は《空気と水》で(森田光徳)
◎ネパールから転入生がやってきた
▽ネパールからやってきた5年生のナラくん。勉強がわからず,不
登校気味になってしまいました。そこで「とにかく日本語を教え
る」ことよりも「たのしい授業」を優先するようにしたら,ナラく
んの笑顔が初めて見えた!
■エピクロスの学校はどこに?(吉田秀樹)
◎原子論と地動説が同時に誕生したギリシャへの旅
▽謎と興奮につつまれたギリシャ。夢は紀元前にさかのぼり,原子
論と地動説の起源につながる情報を求めて足を棒に。しかし時間は
わずかだ。せめてエピクロスの「たのしい学校」の跡地に立ってみ
たい! 行け行け秀樹!
■この初めての授業が,とても好きです(福嶋祐子)
◎バングラデシュ×私×仮説実験授業
▽授業書と分子模型をカバンいっぱい詰め込んで,青年海外協力隊
としてバングラデシュに行くことに。国旗はよく似ているけれど,
普段あまり意識することのない国での仮説実験授業。果たして子ど
もたちの目は輝くのか?
★編集委員会ニュース
■ライスケーキ(島 百合子)
◎残ったご飯もおいしく食べよう
■青年が見た〈自分の国〉像 再び (池田毅司)
◎25年間で変わったこと,変わらないこと
▽1988年に行われた各国の青年たちの〈
するためには何が重要か〉に対する意識調査。25年たって,社会
は,人々の意識はどう変わったのか?
■多数決に優先すること(松田心一)
◎ある校長の体験 ── 群れに紛れて我を忘れないために
▽2学期始業式,ある男子生徒が校長の中学校に転入してきた。申
し送りによると,喫煙は常習に近く,教師への暴言もしばしばだと
いう。転入後は,授業中に勝手に教室を出ていくことも多く,先生
方は彼の行動に振り回されていた。そこで,学年の先生方全員,近
く予定されていた修学旅行には,彼を参加させないという意向だっ
た。が,校長は「彼も参加してほしい」と考えていた……。
■原子論的な考え方の魅力(林 泰樹)
★子どもの気持ちがわかる教師への道 ── 板倉聖宣さんの本を読
みながら考える9
▽「目に見えないものを,重さを手がかりに追求していく過程(授
業)」に興奮して取り組む子どもと教師。それが「自然」だけでな
く「社会」にも適用できるなんて!
■若狭湾での生活 (広瀬真人)
★2そくのわらじ! 第3回
▽突然の異動で〈少年自然の家〉に。え? カッター訓練?
★研究会・行事案内等 全国サークル案内
わくわく科学教室
研究会案内
授業書と科学と人生と(横浜)
楽しい仮説実験ワークショップ(愛知)
仮説実験授業研究会冬の大会(東京)
北海道「たのしい授業」講座
■5分できれいになる掃除法(由良文隆)
■『みんなのおりぞめ』(淀井 泉)
■不思議な数「6174」(菊谷秀臣)
■(おたより)子どものつぶやき(扇野 剛)
■(おたより)たのしい買い物(森戸みずほ)
■(おたより)はらぺこあおむし(高橋善彦)
■(おたより)国旗おりづる(日吉 仁)
★裏表紙の解答
★仮説会館&板倉研究室
★編集後記
★はみだしたの(欄外一行メモ,毎ページ下段)
ア影山聡美 イ道端剛樹 ウ高橋善彦,エ佐藤弘道,オ扇野 剛,
カ吉野幸子,キ吉岡 淳,ク荒居浩明,ケ北村知子,コ岩本洋二,
タ南元史子,チ丸山秀一,ツ由良文隆,テ佐藤重範,ト明定義人,
ナ渡部二郎
★広告等 コパン・クラージュ
仮説社
月刊『たのしい授業』2016年12月号は,12月3日発売です
近所に煮干しラーメンの店を見つけました
巣鴨駅南口近くにある仮説社の近所に,最近開店した,煮干しラーメンの店「いま村」に行ってきました。
『煮干しの解剖教室』という本を出しているので,「煮干し」関係には敏感です。「煮干し」ラーメン屋さんを見つけたときにはなるべく入って食べるように心がけています。
http://kasetusha.cart.fc2.com/ca46/603/p-r-s/
ひところ,濃厚とんこつスープのラーメンが流行っていた時期があったと思いますが,いまやそのブームも落ち着いて,色んな味のラーメン屋さんができていますね。いろいろな味が楽しめて,いいことだとおもっています。
最近はこの「煮干し味スープ」のラーメンは流行っているのですかね。結構いろいろなところで見かけるようになってきたような気がします。煮干し好きのわたしとしてはうれしいです。煮干しの消費が増えるのも好ましいです。
今回食べた「いま村」は,麺が太硬でおいしかったです。ネギ増量で950円でした。ラーメンとしてはちょっと高い気もしますが,味は満足のいく美味しさでした。ごちそうさまでした。